bakunomiruyume

日々の好きなものを言葉に紡ぐ

ホラーナイト〜ブラッドレジェンド『現代を生きるヴァンパイアとは?』【ネタバレと感想】※追記あり

 

美しくも恐ろしい、
ヴァンパイアの住処へ

人の生き血を求めさまよう、伝説のヴァンパイアは実在した。
ヴァンパイアの住処で目撃するのは、世にも恐ろしい事実…。
あなたの首元へ、壮絶な美しさをまとった恐怖が、しのび寄る。  (公式サイトより)

 

story

シネマ4-Dにて。

導入とし世界のヴァンパイア伝説とその中でも有名なエリザベート・バートリの紹介から始まる。

 

<以下Wikiより抜粋>

ハンガリー王国の貴族。

史上名高い連続殺人者とされ、吸血鬼伝説のモデルともなった。

「血の伯爵夫人」という異名を持ち「カーミラ」のモデル。

数百人の少女を拷問、惨殺したと言われる 。(ちなみにその真偽も現在は疑問視されているようであるが・・・)現在も子孫が生きている。

 

曰く、吸血鬼は実際に存在する。

吸血行為は今でも行われているが生きて帰ったものがいないため写真や映像などが残っていない。

 

という前置きから本編へ・・・

スマホの録画画面として映し出された、ハンガリーへ旅行中の大学生位の女の子二人組。そのうちの一人(便宜上A)が美術館へ行こうと言い出すがもう一人(便宜上B)は全くと言っていいほど乗り気でない。この段階からすでに雲行きは怪しい…。

 

半ば押し切るような形で過疎地(森の中?)にある古びた洋館へと迷い込む。

Bは未だ乗り気ではなく、入ることを最後まで渋っている。

帰ろうと言うBとAの前に子供が立ってる。誘われるままに玄関(?)へ行くと、今度は青年が立っている。少年も青年も始終無言である。

案内されるまま室内へ入ると、中世頃の物とおぼしきの道具や本があり、ほこりを被り蜘蛛の巣がはっていた。廊下には大きな鏡がありここに前を歩く青年の姿は映っていない。

奥まった突き当たりの部屋にたどりつくと、そこにはエリザベートバートリの肖像画があり、鏡台(ここに青年の姿は映り込んでいる)、化粧道具のようなもの『鉄の処女』が置いてある。ここあたりの出来事の順番の記憶がやや曖昧になっているけど、Aは自身の手や床やアイアンメイデンの針に血がついている幻覚を見る。Bは気分が悪いので外の空気を吸ってくる、と部屋から出て行った。

Bの叫び声がして、探しに行くと床に倒れるBに襲い掛かるように少年が被さっており、血を吸われている。

Aは恐怖で逃げようとするが背後には青年が。

走って逃げるも全ての部屋に鍵が閉まっていて、最後たどり着いたのは棺桶のある部屋。ドアを閉めるも、前方に立つ青年。

そこからまた逃げるとアイアンメイデンのある部屋へ。アイアンメイデンのドアがパタパタしてる。ここのあたりでBに名前を呼ばれ、Aが安心して振り返ると目が赤くなったBが立っている。

そこでスマホを落としたらしくカメラが暗転する。

(もしかしたら、アイアンメイデンの部屋から逃げたら棺桶の部屋だったかも)

 

 

ここからキャストによるシアター内での演出。

ホールにAと青年役のキャストが現れ、逃げるAと追う青年。最終的に首筋を噛まれたところで暗転。(血しぶき飛ぶ。濡れる)

スクリーンにアイアンメイデンが映り、アイアンメイデンのドアが閉じて血が流れ画面が血に染まるところエンド。(ここでもう一度血しぶき。濡れる)

 ここから感想。

 

・AとBは建物は同じものが見えていたのか?本来の目的地は道をまちがえたのか、そもそもここへ来る予定だったのか。

・なぜ廊下の鏡には写っていないのに鏡台の鏡にはうつったのか

・Bは絶命してるのか 、吸血鬼になったのか。それともまだ人間の意識は混在しているのか?それとも死んで操られているのか。そもそも幻か。

・処女かどうかも怪しい。(久々の餌であまり余裕がなかったのかな。)

・最後は血を吸ってからアイアンメイデン入れたのか?なんかいまいち腑に落ちない。盛り込みすぎてる感…。Aは餌でBは仲間にしたの?いいんだけどね…。

 ・私の記憶は先に気分が悪くなってて出ていったのはBだったけど、他の方のネタバレ見てたらAて書いてる人がいてもう一回確かめるしかないのかなぁ…

 

ここでの世界線のヴァンパイア設定はわからないけど、個人的には少年のほうが「親」というか、血統が濃くて吸われた人も吸血鬼になればよき。青年のほうは感染力はなさそう。あるいは青年はまだ完全に吸血鬼にはなってないとか。

 イメージ的にヴァンパイアって不老不死なわけで、そのために吸血しているとしたら種の保存として性交渉での繁殖力なさそうだし、人間と交わってできた子ならまだしも、「子孫は今も生きている」ていう概念に???ていう感じである。

吸血鬼じゃないなら、まぁ「吸血行為をこのむ人間」として、普通に寿命があるからわからないではないけど。陽の光の中に出てきていたのはよしとしても、じゃあ霊障についてとわざわざ棺桶で寝なくても良くない?って。よく漫画にありがちな血が薄くなってるヴァンパイア、とかヴァンパイアごっこしてる人間感ある。

 

快楽を与えたほうが、より味が美味しくなる説も聞いたことあるけど、でもまあこれは好みの問題かもしれないので恐怖に陥っているほうが好みの味というならまあそうなのかなとおもえなくもない。絶対逃さない自信があるか、余程余裕がない状況でないと、今回の方法はハイリスクだと思うので、お茶を出して油断させるとかハニトラのほうが効率良さそうに思えてしまうかなあ。

 

吸血行為の意味を考える血と一緒に精気を吸ってる説あるから生きてない気はするんだけど、個人的にはBはまだ人間と吸血鬼の意識が混在してたらいいな、と思ってます。

Bは吸血鬼として生きていたとしても、Aはカメラを落としたわけだしあの演出なら確実に亡き人なので撮った映像がライブ配信でない限り世に出ることはないと思ってしまう。未来に屋敷に入って見つけた未来人がスマートフォンなるものを発見し、解析したら出てくるかもしれないけど。

 

仮に映像が世に出るとしたら、Bは実はがかろうじて生きてて逃れたか、青年か少年が配信したか、たまたま不在中に誰かが迷い込んでスマホだけ持ち帰ったか。

どれも無理では?

Aはどう考えても館に招かれてたし、Bは嫌がっていたので、個人的には見えてる世界が違って、Aは夢現のまま死亡、Bはその様子を恐怖に感じながら命からがらスマホとともに生還が良きだなあ。更に欲を言うなら忘れてて数年後にまた迷い込めばよい。もしくはBはすでに生還していて、Aを恐怖に落とすための全てが幻…って考えるとゾッとする。

 

 

流石に実写の映像でアイアンメイデンに入らなくてよかったなって…トラウマになる。でも、映像からキャストの演技に変わって役者の雰囲気が変わってしまってちょっと冷静になってしまった。映像と実写を混ぜた展開自体はまぁいつものパターンと言えるし、椅子が動く、霧が出る。もわかっていればこそ心の準備ができますが、初めての人は予想できないのでかなり怖そうですよね。

わかっていても想像してたよりはずっと怖かったし、方向性が思ってた方向と違ったのでドキドキしました。

ある意味ショック映像なので、私はそこまでホラー映画見たことないのでなんともわからないですけど、あんまり後味は良くないらしいですね。本とかではわりとありそうな展開ですが。

私感ですがアイアンメイデンあるとボケてくる気がする・・・恐怖指数は上がるんだけども。盛り込みすぎた感じがしてしまって…。吸血鬼の伝説と、今の吸血鬼の話のどっちかで吸うか閉じ込めるかのどっちかでよかったのでは。

 

テレビの心霊番組見れない人にはおすすめできないてって書いてある意見も見ましたが、私は全然TVは全然、見れないけどこれはまぁ平気だったので、やっぱり好みの傾向によるのかなぁ…呪い系は苦手だけどモンスター系は割とまだ大丈夫なので。(ただしエリア51とチャッキーは心が死んだけど)

スプラッタ系は苦手ですが、中世の魔女裁判の歴史とか調べていたりしたこともあり割と耐性があったのかな…

 

そしてやはり記憶力が良くないのでちょっとしんどいです。思い出して書いてみたけど結構うろ覚えがすぎる…

 

 

 

おまけ。薔薇園感想〜

薔薇園のクリーチャーは死神と従者っぽいけど墓守なのかな…静かにそこにいるのが素敵すぎた。

たゆたうような感じで人間とは世界線住み分けている。違う時間で生きている。見えない人には見えなさそう。墓を荒らした容赦はしなさそう…。

墓守(?)には女性と男性がいるようだけど、人間でもよいし、違うくてもよいなぁ。マスクしてて目だけ出てるので人間で彼岸と此岸を繋いでる人なのかなとか。

 

あそこの墓地は夜には〇〇を見たとか、夜には出る的な噂がありそうな雰囲気。うっかり見てしまっても決して目を合わせてはいけないよ。って近所に住んでる子供に言いたい。

でも実際迷い込んだらそっと安全なところまで導いてくれそうな優しさとか、憂いがありました。

▶︎追記

別日に行くとパークサイドグリルのレストランから出てきている奥様や使用人にも出会えました。

レストランの方に行ってないからそこの物語はわからないけれど、顔を火傷した使用人は死んでも熱さに苦しみ、首をつって死んだ、もしくは絞殺された(と思われる)メイド。彼らに案内された先には奥様がご挨拶に来ていて奥様も毒か火傷かを追っている様で顔は隠されていたけど一部のゲストには見せていました。

特になにかがあるわけではないけど、美しくて悲しい世界でした。お墓とお屋敷の庭もつながっている様で別の世界線なのかな・・・

 

そういう意味では境界線の近くなったハロウィン!って感じでした。

墓守の男性が女の子と見つめ合っていたから、そっから交わらない恋愛譚が生まれたらいいなぁと、密かに思ってました。

 

 

www.usj.co.jp

 

怖がりがUSJのホラーナイト体験してきた(微ネタバレあり)

めちゃくちゃびびりの私がホラーナイト体験してきた。

怖い話、苦手です。もうめちゃくちゃびびりの私がこの度USJの誇るホラーナイト体験してきたので、レポートしてみようかと思います。公式のホラーレベルはどの程度なのか・・・。

 

ではどのくらいダメかというと怖い話とか、読んだり聞いたりするとお風呂とかトイレとか支障が出るほど怖がりです。心霊特集とかは絶対見ないし、本当に無理。心霊スポットなんか足踏み込まないし実話系もアウトです。

そのくせ怪異とか、異世界譚のゲームとか小説とかすごく好きなのでそこの采配が絶妙に微妙。自分で地雷を踏んでよく撃沈してます。

なので、どの程度の人の感覚と一致するのかは不明ですが・・・

少しでもホラー苦手による苦手な方のためのレポートになればいいな・・・考察については後ほど書くかどうか考えます。

⚠︎注意:内容のネタバレはなるべく避けますが、システムと言うか傾向・進み方について触れるため微ネタバレはあります。苦手な方はご遠慮ください。

内容的なことは他のサイト様方がレポートしてくださっているのでひたすら怖さと対策について書いて行こうかと思います。

自分なりにホラーレベルと傾向を★5段階でチャートにしてみました。

 

今回朝8時30分開園の土曜日に行きました〜。夜9時半までいてほとんど回れました。ホラーナイト以外にも普通のアトラクションも大体乗れました。

ホテルアルバートだけチケット取り忘れたので行けてません。

  ■目次

スペース・ファンタジー・ザ・ライドブラックホール
★体感

ホラーレベル★

アクション

スリル★★

グロさ

公式情報【ホラーレベル:1 年齢制限:未就学児×、小学生は大人同伴推奨

■point

・ライド

・暗所、閉所恐怖症の人は注意

・何が起こるかわからないと言う恐怖

・音声が何言ってるかわからないまま終わる

・乗り物酔いに注意

・特に何も起こらない(重要)

 

 バイオハザード・ザ・エクストリーム
★体感

ホラーレベル★★★★

アクション★★★★

スリル★★★★

グロさ★★★

公式情報【ホラーレベル:5  年齢制限: R12 /未就学児×、小学生×】

こちらは整理券が必要となるので入り口ゲートすぐのステージ18もしくはアプリの「e整理券」で整理券をもらいましょう。こちらはいずれも入園済みの人数分のパスが必要となります。ルートと回が選べます。(朝1にレオンルートで取りましたが昼過ぎごろでも夜のチケットは残っていました。)1日に1種類しかルートは選べませんので注意。整理券の時間に集まっても20分ほどは待ちました。

■ point 

・ホラーメイズ(自分で歩きます)

・ガイドあり

(そのおかげで脅かされるタイミングは計算されていて怖い。移動のタイミングは絶妙に守ってくれてる感あります。)いるだけで滅茶苦茶心強い!!!

・8人程度のグループで進みます。

・前と後ろはまあまあびっくりする。振り返らなければそこまで近い距離には来ない。(ただし振り返ると思いの外近いこともある)

・最後に銃を持って戦いますがこの段階の突然のアクションモードに個人的には冷静になる。

・ゾンビは出てくるもののストーリーというか設定の都合上セットがそこまでおどろおどろしくないので、好みにはよりますが、ホラーメイズ系では一番怖くなかった印象。

・アクション要素のほうが強い。

・テンポよく進むので体感時間はあっという間。わりと疾走感ある。

・グロさもゾンビなのでまぁそこそこだけどストリートゾンビが見れたらいける。

 暗いしチームもいるのでそこまで見ないでもすむ。

・心の拠り所はレオンがイケメン。

 

エリア51〜未確認物体との遭遇〜
★体感

ホラーレベル★★★★★(夜は★+6にしたい)

アクション

スリル★★★★

グロさ★★★

公式情報【ホラーレベル:4 年齢制限:R12 /未就学児×、小学生×

個人的にはこっちの方がホラーレベル5だと思う。

そもそもどんな映画なのか。(映画版の情報がほとんど出てこない)

ラスベガス近郊に実際にあるらしいあるアメリカ軍の秘密基地、エリア51に侵入を試みようとした若者3人に襲いかかる恐怖を描いたストーリー。らしい・・・ 

■point

・ホラーメイズ。歩く。室内(導入)→野外→室内。

・全体での導入の後、8人程度のグループに分かれて野外へ。

 グループに分かれているものキャストを避けている間にさらに分断される。しかし、道が狭いのですぐに合流できる。屋外は日中は全体が見えるのでキャストを避けることもできるしある程度先が見えるため回避できるが、暗いと見えにくい分怖いと思う。走って追っかけてきたりはしないけど前とか後ろに急に来たりはする。明るいと見た目もそこまで怖くない。白塗りにペイント程度?(夜だと多分ぬぼーとする?吃驚しそう)。その後また8人ずつくらいで室内へ。(ここからの方が怖い)

・エイリアンの死体がいっぱいある。異形がいっぱい。でかい

・襲ってくるのもクリーチャー(野外は人)

・ガイドがいることで誘導される安心感とスピード感はあるものの、怖さのタイミングもめっちゃ図ってる。目線の誘導が巧み。

・出てくるタイミングは予想通りと言えるが方向が予想外。

・とりあえず手伝うポジションは避ける。

・研究施設とか軍の基地とか苦手な人は苦手かも

・結構作り込まれているクリーチャー。クリーチャー的グロさはあるけどまあどちらかと言えば特撮的。スプラッタ感はあまりない。

・濡れる

・場所により見えにくいし聞こえにくい。良くも悪くもガイドのセリフが多いため何言ってるかわからないまませかされてる間に終わる。

・三部構成のため結構長く感じる

・ぬっと出てくると言うよりはバーンと出てくる。

 

 カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜
★体感

ホラーレベル★★★★★★(5段階中)

アクション

スリル★★★★★

グロさ★★★★★

公式情報【ホラーレベル:5  年齢制限: R12 /未就学児×、小学生×】

■point

・言わずもがな病院が舞台。医療系。

サイコ。グロ・スプラッタダメな人はやめた方がいい。汚い。チャッキーがでかいので怖さもあるが作り物感あるのでリアルさは少し減る?(より人形ぽいとも言える)

・個人的にはR -15にしたい。

・体験後の出てきた人観察していたらまあ半分はなんとも言えない顔(苦笑いor虚無みたいな)していたのと、数名は気分悪そうな顔色してた。もちろん楽しそうな人もいた。

・最初6〜8名のグループで入れられたにもかかわらず入ったらもう単独行動。

・ガイドほぼなしなので自分で進まない限り出られない。自分で歩く分他のメイズよりも絶望を感じる。

・前の人の絶叫が聞こえる。なんら外まで聞こえる。

・スモークと微に匂いあり。臭いとは感じなかった。

・血の壁とか体の肉塊とか臓器(わりとつくりは雑)、布越しとは言え死体の感触。(これはわりとリアル。)トイレとか霊安室とか手術台とかのそばを通り過ぎる感じ。衲体袋とか。人によってはトラウマなりそう。

・ドア・窓などから突然脅かされる(が、まあ前が詰まってくるので前の人が脅かされているのが見えるのでなんとなくタイミングはわかる)

・自分のペースで進めるから最悪走り抜けれる。

 

ブラッド・レジェンド
★体感

ホラーレベル★★★

アクション

スリル★★

グロさ★★★(想像力の豊かな人は痛い)

公式情報【ホラーレベル:3 年齢制限:未就学児×、小学生は大人同伴必要

 ■point

・シアター型

・座っていたらいい安心感

・バンパイアベースの史実に基づく。表現としてのカニバリズム・凌辱的・虐殺表現あり。アイアンメイデン拷問器具も登場。

・水飛ぶ(霧程度)

・視覚的痛いの無理な人は無理かも。

※ストーリー的にはちょっと突っ込みたいし、逆に言えば妄想も捗る。(ここについてはまた考察したい。)

後イケメンなのでまあ耐えれる。キャストの演出部分でやや冷静になれる。西洋史好きならちょっと楽しいかも。

 

貞子〜呪われたアトラクション〜  
★体感

ホラーレベル★★

アクション

スリル★★★

グロさ★★

公式情報【ホラーレベル:3 年齢制限:未就学児×、小学生は大人同伴必要

■point

・シアター型。座ってられる安心感

・綾小路さんが素晴らしい

・結構びっくりさせてくる。怖くはないかも

・椅子が動く。後映像が時々ビックリするかな。

・演出がリアル

 

呪われた薔薇園
★体感

ホラーレベル★

アクション

スリル★★

グロさ★★

 公式情報【ホラーレベル:2 年齢制限:未就学児×、小学生は大人同伴必要

■point

・体験型

・クリーチャー系苦手な人は苦手?

・個人的にはとても好き。静かにそこにいる感じで脅かしてくるわけでもなく別の世界戦で生きている感じ。少し物悲しさも感じる。レストランの方から女主人が出てきてる時もあるみたい。

・物語が生まれそう

・好き 

▶︎追記

別日に改めて行ってみると隣のレストラン(パークサイドグリル)と演出がリンクしているようでそこから出てくる使用人もちょっとした物語を見せてくれる。

 

 ストリート・ゾンビ

★体感

ホラーレベル★

アクション

スリル★★

グロさ★(好みによる)

公式情報【ホラーレベル:2 年齢制限:未就学児×、小学生は大人同伴推奨

■point

・例年より過激さ少なめな気がする。

・クリーチャー、アイドル、ピエロ、パイレーツ、ミイラ、部族系?そこまで襲ってこないし少数で動いてるので何年か前のたかられる・通行できないみたいなことはないけど。人に混じって急にいるからビックリする。服装的にも一般人と遠目だとわかりにくいものもある。

・ストーリー性があるからそこまで怖い感じはしないけど少し物悲しさを感じた。(主観)

・遠巻きに眺めて雰囲気だけ味わってもいいと思う。

 

まとめ(心構え?)

・なるだけグループの時は前や後ろは避けたい。絶対(気配がしても)振り返らない。立ち位置で怖さ違う。

・なるべく目を合わせない。

・フードは必須。私はマスクもしてた。視界を狭く保つ

・頑なにややオーバー気味にホラー無理なやつを装ってると少し加減してくれる感。特に手を貸す系のことは絶対したくなかったのでもう無理です。な人をしてました。 

・できれば、メイズ系は昼間にすませる。

・特に苦手ジャンルは気を付けて。

・見ないでいようと思えばわりとなんとかなる。

 

私は3人だったので前側に立ってもらってそのやや後ろで二人の壁を縦に進みました。基本俯き。リタイアしようと本気で思った。いざとなったら失神する・貧血になる演技でもしようと。叫ぶと言うよりは無理無理無理無理言うてました。

最後落ち着いたように見せかかて落としてくるのはもはやUSJのご愛敬。

全体的に疾走感あるので夜に思い出して怖い、とかはなかったです。熟睡しました。

 

ここまできたらタダでは帰らん精神で乗り切ったけど、来年は無理かも。何よりそこに挑むまでの精神力と待ち時間の絶望感が始まってからよりも精神的ダメージか大きい。正直想像の方が怖かったけどやっぱり脅かされるのビックリするからノミの心臓的には辛い。

人間の脳って都合いいなって思うのは私の場合わりとすぐに記憶消せてしまうのでわりと便利です。もうほとんど記憶がない・・・

 

 

 あと少しのホラーナイト期間をぜひ楽しんでみてください。

www.usj.co.jp

どこでもないどこかへ ショーン・タンの世界展

美術館「えき」にて開催中のショーン・タンの世界展へ行ってきました。

ショーン・タンとは、移民をテーマにしたグラフィック・ノベル『アライバル』が代表作となるイラストレーター・絵本作家。約5年の制作期間を経て発表された『アライバル』は現在23の言語で世界中で出版されています。

 

▪️映画でも見ているかのような見応えのある世界観

代表作とも言える『アライバル』鉛筆のみを使用し、ほぼモノクロで幻想的な世界観とリアリティとを織り交ぜた写実的なタッチは、言葉を使用せずとも各国の移民の人たちにから共感の声が上がったと言います。

展示はアライバルの原本、プロット、構想などの章から始まり、スケッチ、ラフ案、大判の絵画。パステル、油彩・インクなど様々な画材を使った大胆と緻密という一見相半しているような見応えのある展示が並んでいます。

アライバル以外の絵本はほとんど読んでいませんでしたが、それぞれのあらすじというのかシーンの説明とコメントがあり、最後まで楽しく見ることができました。

 

◾️言葉がなくとも伝わる

冒頭でも書きましたように、『アライバル』はほとんど言葉というものがなく映像のような、漫画のような絵が進んでいきます。他の作品も言葉はあるものの、なるべく簡潔に、シンプルに描かれています。

どこの世界にも繋がるようでどこの世界とも違うような、不思議な世界が広がっています。そしてどこか不気味で、でも楽しそうで、確かにそこに生活している人たち、生き物がいる。

言葉に頼らずとも絵から言葉や、音、においが伝わり、かといってうるさいわけでもない。見る人それぞれが思い思いに受け取ることができる。これも世界で愛される理由なのだろうなと思いました。

鉛筆だけの濃淡でデッサンのように描き込みも、そこには無駄な線などなく計算された美しさと洗練された美しさを感じました。先にイメージがあって描くのではなく描きながら考えるのだと、タン氏はおっしゃっていましたが、なんども構想を構築していく上で無駄がそぎ落とされたシンプルさを感じます。単色の中に質感、重さ、色味が鮮やかに見えるようで、様々な角度から読み解くことができる作品だと思いました。

無駄を削ぎ落とし、計算され尽くした表現はまるで「禅」のようだと思いました。

 

◆アライバル

 

◼️大人になってしまった私たちへ

彼の描く世界は全体的に自分の所在を問われている気がして、自分の居場所を見失った時、迷子になった時。そんな時に一緒に旅をしているような、少し力添えをしてもらっているような気持ちになります。

子供時代においてきた、忘れてしまった宝物の吹き溜まりのような懐かしさも感じました。

 

 

開催期間は残り短いですが、アニメーション・漫画・デザインに関わる人にはぜひ見て欲しい展示だと思います。展示は14日まで。

www.artkarte.art

今更『夢リスト100』書いてみた。

 

以前、ソースは忘れましたが、本当にやりたいことも見つけるためにはやりたい事100個とやりたくないこと100個書き出すといい。というのを見て書いてみたものの、やりたいことはまだしもやりたくないことを100個書き出すのってまあまあ面倒で途中で挫折していました。

10個くらいの叶えたいリストは、験を担いで新月の時など、気が向いたら行なっていますが、最近モチベーションがあがらないので肯定感上がる方法ないかなと。調べていたら思い出したので、もう少し長い目で見た自分の日々の行いの動機付けをしてみてもいいかも?と思いやってみました。

 

まあとりあえずやってみるか

やったらいい良いと言われて、やる人って少なくもないけど多くもないのでは??

先日10くらい若い子と話していて、今同じ環境にいても、その子が見る未来の可能性と私の見る可能性の幅って違うなと感じたことがあって、別に10年何もしなかったわけではないので違うのは当然なのでしょうが、じゃあ人生80年くらいで考えたとすると少なくとも行動できる時間が10年減っている上にフットワークも重くなっていく一方なので、とりあえず書き出してみるかと思い腰を上げたわけです。

 

 

ブログで書くと情報の管理が楽だよ。というブロガーさんがたの言葉を見たので試してみることに…

みなさん口を揃えて言うのは

 

自分を主語に置くこと

叶った前提で書くこと

定期的に見返すこと

 

ですね。

 

実際書き出してみると最初はなかなか思い浮かばないもので苦戦しましたが小さい目標から段階を分けてコツコツと。ってことで気付けば結構かけるものですね。

言うだけタダということで実際にやってみた。叶ったら更新するつもりです。

 

***

夢リスト(2019年10月)

ブログ(10)

・ブログを3ヶ月続けた→19.12.16(かろうじて)

・ブログを1年続けた

・記事の構成力が上達し、1日のPV100になった

・ブログが1万PVに達した

アフィリエイトを導入した→19.10.10

・ブログで月5万の収入を得ている

・ブログで月10万の収入得ている

・美容に関する記事を書いた

・文章力と表現力がついた

ツイッターと連動した→19.10.12

 

お金(10)

・貯金が今の状況から+20万になった

・貯金が+100万になった

・学業しながらも月20万稼げている

・資格を取って年収1000万稼いでいる

・相方さんより稼いでいる

・お金のことを気にせず生活を送れている

奨学金を返還終えた

・借金返済した

・お金の事にこだわらないで仕事をしてる

・来年の映画貯金2万貯めた

 

趣味(10)

・被写体としてポージングがスムーズにできる

・ハンドメイドで副収入を得ている

・イベントに出店した

・ピアノでもう一度リストとショパンを弾けた

・週に1回位は絵を描いている

・苦手とする漫画を描き上げた

・持っているニコンのカメラ使いこなせている

・ゲームのコントロール上達した

・レイヤーのための美容、治療(調整?)を提案する

・自転車で琵琶湖一周した

・ハーブ育てている

・ハロウィン仮装グッズを作る

・簡単なアートメイク記事書く

 

美容・健康(10)

・顔のホクロ綺麗に取れた

・シミと毛穴が綺麗になった

・Eライン整えた

・歯科矯正した

・武術を始めた

・髪質が綺麗

・良い姿勢と筋肉を保っている

・歯のホワイトニング

・小顔矯正行ってみた

・お尻とお腹の筋肉

・脱毛終了した

 

語学(4)

・英語の苦手意識なくなった

・TOIEC 600点

・シャーロックを字幕なしに理解できた

・旅行者の人と最低限以外の会話を楽しんだ

 

勉強・仕事(14)

・イギリスのエルボステリア回った

ヴェレダの工場を見学した

・資格を持って国際的な仕事をしてる

・資格を余裕でクリアした

・ハーブの仕事する

・講師職になる

・研究職につけた

・国際的な学会に参加できる機会を得た

・海外の治療院に見学へ行った

・ビジネスパートナーを得た

・教養がある

・パーソナルカラーの資格を取った

・化粧品検定を受けた

・時々遠方へ出張する

・クラスで成績1位を取った

 

旅行(11)

・イギリスに行って大英博物館とベーカーストリートへ行った

・台湾へ行く

吉良町へ行く

赤穂義士祭行く→19.12.14

久米島に行く

・サクラダファミリアへ行った

・ドイツへ行った

・仙台へ行った

美星町へ行った

・両親と旅行へ行った

・母と小田原へ

・東京の台湾茶のお店に行く

 

個人的なこと(12)

・部屋の中がいつでも少なくスッキリしてる

・料理が楽しい

・相方さんと尊重しあえる良好な関係を築けている

・マイナス発言をやめた

・世界の文学を読んでいる

・憧れのブロガーさんと会う

・両親にプレゼントをする

・相方さんにお礼をする

・ありがとうとすぐに言える

・好きな服で好きなメイクをしている

・好きなことしかしない

・季節の催事を祝えている

フィギュアを観にいく→19.11.02まおちゃんのサンクスツアー

 

欲しいもの(6)

iPad Pro

・クリスタ pro

・キャノンの一眼レフ

スマホ用の顕微鏡→19.10.17

・アトリエ

・時間のゆとりを手に入れた

 

思い立ったが吉日、映画『ジョーカー』観てきたので感想を。

なぜジョーカーが生まれたのか?

心優しいアーサーはなぜ〈悪のカリスマ〉ジョーカーとなったのか?

 

一見、感動のヒューマン映画のような(ヒューマン映画には違いないが)、あるいはホラー映画のようなCMが印象的でした。

恥ずかしながらこの夏に初めてダークナイトを見ました。なんなら他のシリーズはまだ見ていないので少しストーリーの世界観の解釈などの捉え方が違うかもしれません。ご容赦ください。大幅なネタバレは避けつつ感想を・・・。

 

 

 

『本当の悪は、人間の笑顔の中にある。』

オフィシャルサイトからの抜粋ですが、ここでいう悪とはジョーカーというよりも多くの一般人のことを指しているのでしょうか…?

善良なふりをして人を決めつけ判断する、カーストを作る、溜まったストレスをより弱者へと押し付ける。行き詰まった社会の抑圧が彼を作り出したんだろうなと。彼は悪というより(やっていることは一般的に善き行いではないけれど)壊れてしまった社会の被害者で、ある意味誰でもジョーカーになり得る可能性を秘めているのだと思いました。

善悪を判断するのは理性や道徳心や法律であって、俯瞰的に見たとき善とか悪とかの判断はどこにあるのだろう。アーサーは悪になったと言うより自己を解放した結果ジョーカーになったというのがぴったりと思える。そもそものきっかけは自身を傷つけるものに抵抗しただけなのだから当然の行動のようにも思えます。

 

自身の病気、なりたい自分と現実、母親も精神的な不安定を促進させる。そして明かされる過去。父との関係、母との関係、母が陥った状況、愛した人との関係…どんどんと追い詰められ、何が現実で何が妄想なのかもあやふやになっていく。わかったように全くなんの理解もないうえで最もらしいことをいう政治家。これらの要素が一つでもなければジョーカーは生まれなかったかもしれない。一体なんの罪があってこんな仕打ちを受けないといけないのだろう。アーサーの笑い声は始終泣いてるように聞こえた。どんどんと追い詰められ積もりに積もった結果、なんでしょうね。狂わずに生きている方が無理ではないかと思ってしまう。

ジョーカーを支持する市民たちも抑圧され不満を抱えた人たちであり、ジョーカーとしても自分の行いがこんなに人の心を動かしたのか、という事実はコメディアンを目指すものとしては感じることがあったのでしょうか…?

 

ぜひ映画館で見て欲しい

アーサーから徐々に変化していくジョーカーの演技は最高でした。配色や映り込む小道具も最高で、演出もコミカルとシリアスの切り替えが良かったです。(残虐なシーンは残虐ですが)

シリーズを知っていたらきっともっと面白いのだろうなと思います。でもこの映画だけでも十分世界に奥行きがあって楽しめました。

今自分を見失っている人、しんどい人には見て欲しい。

 

 

人間誰しも狂気隣り合わせなんだとうこと。

個人的には、統合失調症を取り扱った映画「ビューティフルマインド」、追い詰められていく狂気を描いた「ブラックスワン」、社会的弱者のありようを取り扱ったコミック「憂国のモリアーティ」などを思い出しました。おすすめです。

 

映画『ジョーカー』オフィシャルサイト

『天気の子』見てきた。(微ネタバレ?)

今更ながら「天気の子」観てきました。

気にはなりつつもなかなか機会なく、結局見れないまま終わるんかな。って思ってたんですよね。

一週間前に見に行った友人にしらさわ絶対好きだぞ、なんならもう一回行くから一緒に行こうとゴリ押され、観に行ったのが火曜日。あれよあれよと言う間に2回目(MX4D)をその二日後に行くことになろうとは…。

 

 

結論から言えばよかった!の一言でした。

なんなら個人的には「君の名は。」よりも好きかもしれない・・・同じ世界線だからさらに妄想が広がるのもよき。さすが友人よくわかってる。

映画は結構周回してしまうたちなのですが、記憶力が良くないのでついつい辻褄とか考察したいがために通ってしまいます。

まぁそれでも結局見つつ思ったこと8割は忘れてしまうのですが・・・

これは自宅上映会などをしつつその都度メモしないと忘れんね。と毎回思ってます。

 

「自分のために願う」「自分のために生きる」

これが、この映画のテーマなのかなと思いました。エゴというよりは主体性を持つ的な。

ひなちゃんは他者の願いを叶え続け、その代償を自分で受けて人柱となる。他人に喜んでもらうことで肯定感を感じることは悪いことではないですが、主体性がないと消費されるだけになってしまう・・・。神主のおじいちゃんが言っていたように世界各国で自然を鎮めるために人柱は捧げられてきた歴史があります。そのことによって防げたもののあるかもしれないけれどそうじゃないものもたくさんあったと思います。

お天気ビジネスを辞めることを決めたのは賢明だなぁと思ったわけですが、仮に続けたとしても、最初は喜んでいたものが当たり前になった時、人はもっとを望んで、足りないことを攻めるかあるいは雨が降っているのもひなちゃんの責任にしたかもしれない。噂が噂を読んで、今は肯定的でもいつか畏怖の対象となり魔女裁判的なことになってしまいそう・・・。 結局人は自分には関係のないところの犠牲の上で成り立っていて「誰だってそうだろ」って言う須賀さんの気持ちもよくわかります。(自分以外の)一人が犠牲にあって世界が平和になるならそちらを選ぶのは当然と言えます。きっと知ってるけど知らないふりして生きていきますね。ただそれが自分の親しい人だったら?(この須賀さんの発言と亡くなった奥さんのことは色々考察できて楽しいのですが)

 

”自然を操ることには代償が伴う”という話で思い出したのは、祖父の家のある島の堤防でした。祖父の家の近くにある砂浜は外海側で、何十年か前に船着場を兼ねて堤防ができたことで潮の流れが変わり砂浜は削れて砂浜の手前にあった陸を削っています。きっと何十年、何百年も経てば祖父の家も海に沈むかもしれません。変わって反対側の端の砂浜には砂が増え陸地が増え続けています。

良かれと思って行ったことでも、長い目で見た時何が良かったかなんて結局わからなくて、自然の流れの中でも緩やかに変わっていくものですが、人の手が入ると急速に変化を遂げてしまう。そんなリスクが伴っているなと感じたことを思い出しました。

 

降雨装置と異常気象の因果関係とか、水爆実験などによる地震とかゴジラが生まれることもあながちSFとは言い難いのかも・・・?外来種の繁殖とか温暖化で沈む国とかの現状とよく似た在り方だなと。

 

結局ひなちゃん個人に押し付けて知らないふりをして、というのは形を変えて自治体、国、種族など様々なところで起こっていることとイコールのことかもしれないな・・・極論かもしれんけど。

”自分が我慢をすれば世界が平和になるなら”という自己犠牲の上に成り立つ世界は本当に平和なんだろうか。そんなことを考えました。”運命を受け入れる”を、ぶち壊し自分の未来を自分で切り広げたのがほだか君。ひなちゃんはほだか君がいなければそもそも消えることはなかったかもしれないけれど、逆にほだか君がいなければ帰ってくることはできなかった。それでも最後は自分で願わなければ叶わないことで、”雨が止まなくても、二人で狂った世界で生きていく”ことを願う。

 

いろんな自然災害があったりして、当事者以外の記憶は風化しても、現状を受け入れて立て直して生きていくしかない。

結局雨は降り続き、水没した東京で人間は工夫をしつつ生きていて、もしかしたら思ったより悪くはない未来かもしれない。今までの代償が払い終わった時また晴れるのか、あのまま緩やかに沈んでいき、そのまま違う生態系を営んでいくのか未来はわかりません。ハッピーエンドとも言い難いけれど、何を選んでも間違いではないし、正解でもないしじゃあ自分はどう選択するのか。本当に難しいこと投げかけてくる映画だなと思いました。

 

 

 

余談ですが年齢設定が絶妙で大人でもなく子供でもない。何かを社会的になしてくには難しい年齢というのも憎いなあと思います。

これが例えばほだか君が家出じゃなければ。ひなちゃんが自分で言った年齢だったらとか。そうしたらきっとこの物語は成り立たない訳で、「早く大人になりたいです。」は後から考えるととても重い。あと凪くんかわいい。

 

 

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話は変わって4DX良かったです。

水が噴き出す時思わず顔をしかめるけれど、視点の誘導と椅子の連動とか雷、雨の演習とか本当に成るべくしてなったような、いい意味で臨場感が奥行きを作っていたので是非お勧めいたします。(想定して作っていたのかなと思ったりもします)

終わってから人生初のビッグマックを食べました。

 

 

個人的にはなんで須賀さんがオカルト雑誌の記事を書いているのか、奥さんかお母さん実は天巫女っだったのでは?とかネックレスとか指輪とか。なんで72(?)日間?とか。・・・めっちゃいろいろ考えていたんですけど、原作読んでいないので、とりあえず読んでみようと思います。全く頓珍漢なことを言ってるかもしれませんので。

話が収集つかなくなる前にこの辺で。

「驚異と怪異」展 感想|なくなりつつある文化に触れる…

「驚異と怪異」展を見てきました!!

 

大阪の万博記念公園にある国立民族博物館でやっています。所要時間は2時間程あれば見終わると思います。

この企画を知ったのは5、6月ごろだったと思うのですが、絶対行こうと思いながらすっかり忘れていました。

 

行ってみた感想としてはタイトルから想像していたよりもおどろおどろしくなかった。ということです。

めちゃくちゃビビりのくせに民俗学とかの怪異ものがすごく好きなんですよね。そこに纏わるストーリーが時代の変遷を物語っていたりとかして。

 

展示の見どころは

展示はアジア諸国を中心に世界中から収集された古いものから新しいものまであり、なぜ人はそういった不思議なものに惹かれるのか、なぜ様々な感情を抱くのかと解説されています。一章は『水』『天』「地』と大きく棲み分けによって展示をし、2章は「音」「視覚」「知識」「創作」をテーマに、音や文献を使って展示され、創作方面での展開も展示をしています。

人は「あり得ない」現象、モノに出会った時、驚き、おびえ、不思議を感じる。

ということで、呪術や怪異には生きる人々の願いや恐れが現れているのだと思います。かつては現代よりもありまいなものが多くそういった”異形”といわれるものが存在しやすかった。全てが明るみに出ていう現代において、そのものたちはどこへ消えたのか…同じ名前の生物でも地域によりここまで違うのか、というのも見どころの一つですね。それぞれのテーマに合わせてわかりやすく構成されているのでとても見やすいものでした。地域性や、色合い、造形と様々な角度から楽しめる展示です。

 

 

個人的には・・・

私はもともと特殊造形をかじっていたので所謂キメラと言われる獣たちに興味が惹かれました。

もちろん本物であったらなお楽しいなと思いながらも、これは誰がどのようにして作ったのだろう、当時の技術で何を応用したのだろうと、考えるのも楽しくて、深めていくともしかしたら不謹慎な事実もあるのかもしれませんが少し調べてみたいと思います。

和洋を問わず魔女の薬草といわれるものの材料にもこういった幻獣たちの一部が用いられたものは不老不死や空を飛ぶ薬、呪いをかける薬などの色んな憶測を呼び、人々が求めたものでした。そういった逸話がどのようにして生まれたのか、実際は何を使っていたのか・・・。こういうどうしようもないことを考えているのが私好きだったな、と初心に帰るというのか懐かしい気持ちになりました。

 

展示は1126日まで。

特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」|展示概要 | 国立民族学博物館